10月3日、「令和6年度 鹿児島県水土里サークル活動シンポジウム」が宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、約750名が参加しました。
開会式の後、鹿児島大学農学部准教授の髙山耕二氏が「野生鳥獣による農作物被害を防ぐコツ~動物と共生する農業とは?~」をテーマに講演されました。
講演では、電気柵や物理柵を用いた場合の野生動物への効果を監視カメラの映像を参考に話があり、シカやイノシシなどに対して優れた効果を発揮するためには「ヒトの管理」が重要であるとの説明が行われました。
基調講演の後は出水市、志布志市、龍郷町の3組織による事例発表が行われ、普段の活動の様子や地域のアピールポイント等について工夫を凝らした発表が行われました。
①文化地区環境保全会(出水市) ②野井倉下段地区環境保全協議会(志布志市)
③嘉渡環境保全会(龍郷町)
最後に本協議会より情報提供として活動する上での注意点についての説明が行われ、本シンポジウムは閉会しました。